岡田彰布の言葉は、なぜいつも「野球の話」に戻るのか──『私服で切り替える』という問いへの反応から
試合の話でも、選手論でもない。それとない質問のような話でも、岡田さんの言葉は、気付くといつも野球の話に戻ってくるように思います。
先日放送された「あすリート」での師弟対談の中でも、そんな場面がありました。
ドラフトルーキーから投げかけられたのは、「どうしたらオシャレになれるか」という、野球とは直接関係のないトリッキーな質問。
※今回話題にした番組「あすリート」は、現在 TVer で視聴できます。
(記事末にリンクを掲載しています)
「私服で切り替える」という考え方
この質問に対して、まず答えたのは鳥谷さんでした。ユニフォームやジャージを着ている時間が長いからこそ、私服を楽しむことで「これは野球の時間」「これは自分の時間」と気持ちを切り替える、とのことでした。洋服を選ぶこと自体をルーティンにすることで、自分を際立たせてきたようで、とても現代的で、鳥谷さんらしく今のプロ野球選手として自然な感覚だと思いました。オンとオフを意識的に分けることで、長いシーズンを乗り切る。
そのための“切り替え装置”として、私服やおしゃれをする気持ちがある、ということでしょうか。
岡田さんは、切り替えを「作らなかった」
その横で、岡田さんはこう返します。「そんなの、気にしたことない」と。続けて語られたのは、パンチパーマにサングラス、みんな同じような格好をしていた昔の話。
ただ、この一言は、ファッションへの無関心を語っているのではなく、そもそも「切り替える」という発想自体が、岡田さんや昔の選手にはなかった、そんなんいちいち考えてなかったなぁという話のように思います。
自分がどういう時間を過ごし、どういう感覚で野球と向き合ってきたか。その事を昨日のことのように、原体験がそのまま言葉になって出てくる。時には懐古主義の古臭い印象を与えてしまいますが、良い悪いは言ってなく、とても純粋なやりとりが私は好きです。
抜粋版ですが、下記で確認できます。
🔗 番組視聴リンク
- TVer「あすリート」(読売テレビ)
※配信期間内にご視聴ください
あすリート
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