球団

【語録紹介】3夜連続!!岡田顧問の語録ににじむ阪神愛と辛辣ユーモア、いろんな過去エピソードとともに

tora-log

岡田顧問の解説を聞いていると、やはり長年阪神を率いた監督ならではの視点と、どこか飄々としたユーモアが混じり合っていて、ただの実況解説とはひと味違う味わいがあります。今年の才木投手については「中日かどっかでフォークを見切られていて、カウントが苦しくなっていた。逆にストレートでしっかり押すようになり良くなってきた」と冷静に分析していた。続けてここんところの森下選手に関しては「調子は良くないよ。ホームランなどはたまたまよ。本人もそういう感覚やと思うよ」と厳しいひと言を添えていますが、これは裏を返せば、まだまだ本来の実力はこれから発揮されるという信頼の表れのようにも思えます。

一方で、近本選手の連続無安打が続いている事については「疲れもあるんだろうけど、バットが振れていない」「調子が良くないね。差し込まれてる」と率直に心配を口にされていました。

クライマックスシリーズについては「このままやと2位が借金ってことも十分あるよ。これから潰しあいやからね」と現実的な見立てを披露。

2回のタイガースのノーアウト二、三塁のピンチでは「おーん、ここは1点、2点あげてもいいくらいの場面よね。ベンチや野手はよくても、才木は三振狙ってるよね」と攻守両面に目を配りながら状況を掘り下げます。ただこの場面結局ランナーが飛び出してのダブルプレーの場面では巨人に対して辛辣で「巨人、走塁ミス多いよね。昨日一昨日と。守備位置を見ておかなあかん」「点の取り方よね。内野ゴロでも点入るという意識があればね」と容赦ありません。さらにランナーに対しては「二塁走者の中山が中野の守備位置を確認してない。どこ守っているか分かっていない」そこから「巨人はこの3連戦でもミスが多い。ミスを取り返せてないから借金している」と総括し、またリチャード選手には「セカンドライナーでいい当たりやったのに、残念だったでは、点入りませんよ」と喝を入れます。村田アナのフォローに対して「いやいや、そもそもできるんだったらねえ、借金してないすよ」と返すくだりは、思わず苦笑してしまう場面でした。

横川投手の制球に関しては「”大”逆球でしょう、いまの〜」とまるで千鳥の漫才のように笑わせ、岸田捕手のリードについては「大事な時にアウトコースに行く。だから少ないチャンスにタイムリーが出る。関係ない安全なところでしかインコース行けない」とも。

そして試合日程にまで話は及び、「なんでいつも巨人戦は8月で終わってしまうんや、優勝争いのカードやのに」とぼやく。ただここから裏話へ「早く巨人戦が消化される日程になったのは、俺のせいかも。過去雨で流れたら、再試合がほっともっと神戸になるって話があって、阪神巨人戦をそんなとこでやれるかー言うたんよ」「10/1から甲子園の工事入るってなんやねん!数日ぐらいずらせよ!って喧嘩したんやけどネ!」「だから早めにスケジュールされてるんかな」と豪快に語り、”ほっともっと神戸なんかで巨人戦出来るか”との迷言を残しました。こういう裏話はファンとしても聞いていて楽しいものです。

今日は特に、凡プレーに対しては「えー、なにしてんのー、なんでー」を連発。解説者としての本音とファン目線の居酒屋感が完全に同居した岡田さんらしい叱咤激励の一言に、思わず画面のこちらでもうなずいてしまう瞬間でした。

===続き===

「5回のグランド整備が長いよね、守りから入るタイガースがやり辛い」「裏でクーラーで涼むから、グランドにでたらまた暑いなぁってなるからね」と試合展開に絡めつつぼやき、「選手は待たされている間にクーラー当たって体冷えるから、その後によけい暑く感じるんよ」最後は「俺の…パインアメ置いてるとこはクーラーの上やったんよ、溶けへんようにね」とオチをつける。監督時代からの生活の知恵と人間味を感じさせます。こういう何気ない話がまたファンの心を掴むのです。

一方で巨人に対しては容赦なく「投手交代なら投手コーチがいくべき。監督がマウンドに行くのは阿部監督だけでしょ。他の球団はいかないでしょ!1番中途半端は良くない、やっぱおかしいわ……」新しく時間祝も狙いルール化されたという話には、「なんで、そんなんでアジア統一せなあかんの」「時間短縮ならね、(監督が行くより)コーチが行く方が早いですよ」と切り込む。制度や形式そのものにまで疑問を呈してしまうのは、岡田さんの持ち味であり、どこかで「野球ってこうであるべき」という信念がにじんでいるように思います。

そして才木投手の最多勝がかかる中で、回途中での交代の場面では「これはアカンよー、アッカンよー、代えたらアカンよー、最多勝掛かってるんやから」とその裏の逆転の可能性を信じ声を張り上げる姿には、解説者というより父親のような愛情すら感じました。実際にそうなってしまうところで、また共感を呼んでしまいます。

さらに試合終盤、相手の中川投手が続投して打たれていく場面では「ピッチャーも替えない、ピッチングコーチも行かない」と冷徹に指摘。岡田顧問の一言は、ただの解説にとどまらず、野球の本質と阪神への深い愛情が同居しているからこそ、試合を観ている私たちの気持ちを揺さぶるのです。また熊谷選手については「熊谷も疲れてるな〜おーん。昨日のヒーローインタビューでも第一声の発言が疲れてたもん」と、本人の様子を細かく見て指摘。これは厳しいだけでなく、選手の心身を気遣う親心のようなコメントで、温かさを感じずにはいられません。

こうした一連の語録を並べると、辛辣で時に笑えるけれど、その根底には選手を思う気持ちとファンへのサービス、そして野球愛がある。そのバランス感覚こそが、ファンが彼の言葉を追いかけてしまう理由ですね!

応援クリックお願いします👇

虎ログ - にほんブログ村

    

DAZN

Twitterからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT ME
とらログ
とらログ
サイト管理者
東京-大阪を行ったり来たりのあらふぉーです。幼い頃から阪神ファン、2024年よりブログ始めました。選手への深い愛情と独自の視点で、ファン目線の選手応援投稿を続けていきます。
Recommend
こちらの記事もどうぞ
記事URLをコピーしました