【動画紹介】祝・5年連続出場!!中野拓夢選手がオールスター「プラスワン」で選出!虎の要に再び喝采!
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クライマックスシリーズ終了後、日本シリーズにむけて注目を集めた、坂本誠志郎選手の「うそつき」発言。一瞬だけ冗談めいた空気が流れましたが、あの言葉には坂本選手らしい誠実さがにじんでいました。
チームのことを一番に考え、自分の本音よりも仲間の気持ちを優先して言葉を選ぶ──。
その裏にあるのは、勝ち負けの前に“チームを整える責任”を引き受けている覚悟のように思います。
「嘘」と「誠実」は本来対極にあるものですが、坂本選手のそれはどこまでも誠実な「うそ」でしたね。誰よりも真面目で、誰よりも冷静で、そして誰よりも温かい人。あのコメントを見て、そう改めて感じた方も多かったのではないでしょうか。
1年前、坂本選手はFA権を行使せずに「タイガースでもう一回やり返したい」と語りました。その言葉の背景にあったのも、やはりチームへの誠実さでした。自分を試す場を他に求めるのではなく、ここでやりきると決めた責任感。あのときも今回も、芯にあるのは「チームのためにできることを考える」という一貫した姿勢です。
→昨年の当ブログ記事はこちら
捕手としての冷静なリード、ベンチでの穏やかな存在感、そしてチームを見渡す目線。
どんな試合展開でも、坂本選手がマスクをかぶっているだけで「大丈夫」と思える安心感があります。それは技術だけではなく、人としての信頼の積み重ね。
本当に、この人がいてくれてよかった──。そんな気持ちにさせてくれる選手が、阪神の中心にいることが何よりの誇りですね。