【動画紹介】阪神ファンも祝福!浅村栄斗が34歳6カ月で通算2000安打「ここで終わらない」の言葉に感服
偉業達成
浅村選手がついに2000本安打を達成されました。34歳6カ月、プロ11年目という節目での達成でありながら、本人の口からこぼれたのは「長かったですし、苦しかったです」という正直な言葉でした。試合前からプレッシャーを感じていたのか、「残り1本でしたし、チームとしての目標ではないので何とか早く決めたいと思ってました」と語りつつ、いざその瞬間を迎えると感情がこみあげ、涙をこらえる場面も。ファンからの拍手と声援がその空気を優しく包み込んでいたのが印象的でした。「泣くつもりなかったんですけど、なんかいろいろ思いが出てきて」と、言葉を選びながらも本音を隠さなかったその姿は、華やかな記録の裏にある長年の苦労と支えられてきた日々の重みを感じさせました。
打ったのは、浅村選手らしい右方向へのタイムリーヒット。「抜けた瞬間はホッとしました」と振り返っていましたが、まさにその打球は彼の代名詞のような一打。試合中にもかかわらず、相手の日本ハムファイターズの選手たちがベンチを出て祝福に駆け寄るという異例の光景が広がり、まさにプロ野球という世界が一つになった瞬間でした。「ゲーム中にもかかわらず、僕の記録で時間を止めてくれてありがたかった」と、相手チームへの感謝も忘れない姿勢に人柄がにじみ出ていました。また、ご家族について問われると「本当に一緒に苦しんで、いつもサポートしてもらってありがたい限りです。ありがとう」と、穏やかに語る一方で、その目はうっすらと潤んでいたように見えました。そして「ふがいない成績ばかりだったので、なんとか目の前で達成できて良かったです」と、ファンへの思いもまっすぐに届けてくれました。あの場にいたすべての人々に、記録以上の何かを残してくれた時間だったと思います。
阪神ファンからの思い
阪神ファンとしては、浅村選手に特別な思いを抱いていた方も多いのではないでしょうか。実際、2022年オフには球団が本気で獲得に乗り出していたらしいですし、「打てる二塁手」という評価は、当時の阪神ファンにとっても来て欲しい存在。実績も十分で、2020年には32本塁打を放って本塁打王に輝き、さらに西武時代の2013年と2018年には打点王にも名を連ねるなど、そのバッティングセンスには誰もが一目置いていました。楽天残留という結果に終わり、実現はしませんでしたが、佐藤輝明・大山悠輔・浅村栄斗の3人でクリーンアップを組むという妄想、その姿を甲子園で見てみたかった――そんな思いが、今でもどこか胸に残っています。
インタビューの最後に「これで終わりではないので、もっとレベルアップして頑張ります」と語ったように、浅村選手は通過点として2000本を見据えていたのですから、ただの区切りでは終わらないのでしょう。そして、「優勝したい」と口にしたその言葉には、ベテランとしての責任感と、まだまだ先を見据える覚悟がこもっていました。どのチームにいようと、プロ野球を愛する者として、これからも浅村選手の背中を応援していきたいと思います。浅村選手、本当におめでとうございます。
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【偉大な記録を祝福】浅村栄斗『ついに出た待望の1本!34歳6カ月で通算2000安打達成!』
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東北楽天・浅村栄斗が通算2000安打を達成!! リーチがかかった状態で迎えたこの試合の第1打席。1死からヒットで出塁した小深田大翔が盗塁を決めてお膳立てすると、浅村はライト前へのタイムリーヒット!! 平成生まれの選手では初となる金字塔を見事な先制タイムリーで打ち立てた!!!
追い込まれながらも右方向へ強く弾き返すという、さすがの打撃技術。34歳6ヶ月という年齢を考えても、この記録はまだまだ通過点。これからもたくさんのヒットを積み重ね続けてくれることでしょう。 おめでとうございます!!!