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最近の外国人補強で思うことーーバースの再来ではなく、再現性のある補強へ

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補強思想の変化

最近の阪神の補強を見ていると、「派手さ」よりも「理由」が気になるようになってきました。すごい選手を獲った、というよりも、「なぜこの選手なのか」が何となく分かる。そんな印象です。補強の考え方が、以前よりも整理されてきているように感じます。

成功確率を高める条件設定

プロ野球の補強というと、「当たるかどうか」で語られがちです。特に外国人選手は、来てみないと分からない、という言葉もよく聞きます。ただ最近の阪神は、「当たりそうな選手」よりも、「当たりやすい条件」を先に揃えているように見えます。年齢や役割、契約年数まで含めて、成功する確率を少しでも高めようとしているのではないでしょうか。

モレッタ獲得に見る現実的判断

今回獲得したダウリ・モレッタ投手も、その流れの中にいる選手だと思います。単年契約で、ブルペンの一角という明確な役割。最初から大きな期待を背負わせる形ではありません。うまくいけば戦力になり、想定どおりでも十分、仮に結果が出なくても大きなリスクにはならない。そうした「外しにくさ」を感じる補強です。

回復曲線と過去の成功体験

モレッタ投手について語られる際、よく出てくるのがトミー・ジョン手術の話です。手術歴があると不安に感じてしまいがちですが、阪神は「いつ手術をしたか」「そこからどれだけ時間が経っているか」を重視しているように見えます。回復の途中なのか、それとも力が戻りつつある段階なのか。時間軸で見て判断している印象です。

実際、過去には同じような条件で成功してきた例があります。

ロベルト・スアレス 投手才木浩人 投手はいずれも、手術を経て時間をかけて状態を取り戻し、主力として定着しました。「手術歴があるから不安」ではなく、「このタイミングなら力を出せる」という判断があったように思います。

「バースの再来」からの反省と現在地

一方で、阪神には過去に分かりやすい期待を背負わせた補強がうまくいかなかった経験もあります。その象徴として語られるのが、「バースの再来」とのあの騒ぎです。

ランディ・バース という特別な成功例を追いかけた結果、同じ形の成功を再現することはできませんでした。これは、再現性の低い成功体験をそのまま求めてしまった結果だったのかもしれません。

最近の阪神は、強くなったこともあり、「大当たり」を狙うよりも、「大外れを避ける」補強を重ねているように見えます。

ラファエル・ドリス 投手を残した判断も、新戦力だけに頼らない設計の一部でしょう。さらに、育成面では 下村海翔 投手のように、同じ回復の時間軸で将来を見据える選手もいます。

派手さはありませんが、その分、理由が分かる。

阪神は、もう「一発逆転」を狙わなくてもいいチームになりました。強くなったからこそ、夢を追う補強ではなく、再現性の高い補強を選べる。今の阪神の補強は、文字通りチームを「補強」するものになっている。そんなふうに感じます。

参照 Video Title
【舞台裏】#石井大智 選手が復帰登板!大歓声に包まれ無失点リリーフを披露!#佐藤輝明 選手はレジェンドOB#バース さんから激励!「あなたの誕生日は最高だよ!」実はバースさんと同じ誕生日

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東京と大阪を行き来しながら、毎試合をリアルに追う阪神ファン🐯 幼少期から30年以上タイガース一筋。2024年よりTora Logを運営中。 選手の魅力や語録を“ファンの目線と温度”で綴っています。
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