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完成版更新【語録紹介】岡田顧問の“どんでん節”全開!ボヤきも愛も満載の阪神解説まとめ〜鳥谷さんの静かな受け流しとともに〜

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岡田彰布さんが解説席に座るとき、ただの試合中継が、阪神タイガースファンにとっての“特別番組”に変わる。今回はそんな“どんでん劇場”を、岡田さんのコメントをたっぷりと交えて振り返ります。隣にはいつものように鳥谷敬さんが座り、自由に語り続ける岡田さんを優しく受け止めつつ、時に微妙に修正を加えるという、あの名コンビぶりも健在でした。

試合前から早速、「80勝できるチームは阪神だけやった」と断言し、「6連敗で優勝ラインが下がった。他のチームにチャンスが出てきた。ゲーム差が変わらんからといって安心したらあかん」と、さすがの視点でファンに緊張感を持たせてくれました。「先週は思わぬ展開でしたね」と振り返ると、DH制度を持ち出して「セはDHに慣れてない。下手。でも今週はセが盛り返す」と展開を見通す発言も。「タイガースはロッテの投手の研究は終わってるらしいですよ」とアナウンサーから振られると、「そんなことないよ、それはないですよ」と手厳しい。

試合が始まり初回の攻撃、中野選手の打撃については、「進塁打のサインが出とったら、今のじゃあかんよね」「いい当たりでした、ではあかん。走者が進塁できてない」と厳しい言葉、森下選手のバッティングには「引っ張りにかかってる。仙台ではショートゴロばっかりやった。いい時はセンターから右方向」と続きます。「森下は仙台からずっと強引や。ショートゴロばっかりで打球も上がらん」「二塁から走者が進まないよね」と、細部まで目を光らせます。

守備では小幡選手のきわどくアウトのプレーに対し、「今のはセーフやねぇ」とロッテのリクエスト前から断言。「(大山の)足は離れていた。タイミングはアウトやけど」と語り、実際その通りに判定が覆ると、「今のはエラーやろ、笑。今年エラー少ないのは俺が文句言うたからやで」と、さらりと自分の功績を主張するお茶目さも忘れません。

その一方で、「今日は梅野の誕生日か。出れてよかったな。一昨日は木浪の誕生日やったけど一人だけ出んかった」「楽天は誕生日の選手がいて、ハッピーバースデー歌ってもらってたなあ」と、選手への温かい眼差しも垣間見せてくれました。決して怒ってばかりではない、岡田さんの“情”の部分が感じられて、思わずジーンとしました。

ロッテの攻撃には辛口も。「なんかすごいねー初球初球ねぇ~おーん、これどうなーん。作戦なん?」「策とか全くないのかな。ピッチャーのところで代打出すならバントしたらええのに」「才木から連打は出ないよ」。連続初球打ちには「初球、どうなん?」と鳥谷さんに確認しつつも、「ロッテって今日どこから点取んの?」と容赦なし。鳥谷さんが「追い込まれる前に、というのがあるんでしょうけどね」とそっとフォローを入れるあたり、名コンビの空気感が伝わってきます。さらには「このピッチャー、3巡目はないな」と、相手投手に対してもピシャリと一言。森下選手の死球に対しては、「避けるところやけどねえ、調子のいい打者なら避けてる」と鋭く指摘。

==続き==

森下選手の惜しいホームラン性の打球に対しても、「打ちたい打ちたいで、上半身が前のめりになってるでしょ。だからバットのヘッドが返らないんですよ。あれがもう少し真っすぐになったら、バットのヘッドが返るんですけどね」と、バッティングフォームのわずかなズレまで見逃しません。打てなかった理由が一瞬で言語化されるその観察力、解説を超えてまさに“診断”レベルです。

ロッテの7回の攻撃には「こんなにバント上手いならなんでさっき送らんねやろね」と素朴な疑問を口にしつつ、「もう一球真っすぐ行ってもええやんね」と語った次の瞬間、まさにその通りに直球で空振り三振。さらに梅野選手のリードに対しては「あっかーん、フォークはあかんよ」と一刀両断。「フォークの精度が今年ずっとアカンのよな」と分析を続ける様子には、ただの批判ではなく選手個々の課題と傾向がしっかり頭に入っていることが伝わります。

藤原選手のタイムリーの瞬間には、ボールがバットに当たる前から「アカン!!」と声が出てしまう。その様子に「もうただのファンのおっちゃんやねんな」と思わずほっこり。誰よりも阪神を愛しているからこそ、思わず声が出る。そんな人柄がにじみ出ていました。

前川選手には厳しく「構えが後ろにかぶりすぎよ。これ変わらんわな。守るとこないからね」と辛口コメント。構えを見ただけで「これはアカン」と言い切るあたり、こちらも即断即決の岡田節。アナウンサーが「なんで落ちる球を振るんでしょうね?」と振ると、「いやいや本人に聞いてみないと」と笑いながらも鋭く返す姿は、どこまでも岡田節。

終盤、九回一死無塁から佐藤輝選手が明らかにホームラン狙いのスイングを見せた場面では、「ここはチームのためにもヒット狙いの打ち方せなあかん。ここでHR狙いしてるとバッティングどんどん崩れていくで」と諭すようにコメント。こういう局面でこそ、長距離砲にも“状況判断”が求められるのだというどんでんさんのメッセージがにじみ出ています。大山選手については「開幕からずっと一緒(悪い)ですね」と、ついに“見放された感”すら漂う評価が…。

さらに「連敗中のベンチのムードは違うのか」という質問には、「(僕の時は)そこまで連敗してないから」とまず軽く笑いを取りつつも、「きっちりしたことをやらないと。バントで送るとかの積み重ね。奇襲よりも基本。阪神は普通にやったら強いんやから」と核心を突いたコメントを残しました。勝つチームには“普通の野球”の徹底こそが必要だという、実に阪神らしい、そして岡田元監督らしい教えです。

こうして今回も、笑いと苦言と分析が交錯するどんでん劇場は、大満足の内容となりました。鳥谷さんがうまく空気を整えながら、暴走しかける岡田さんをそっと受け止めるあの感じ、やっぱりいいですね。

#阪神タイガース #岡田彰布 #どんでん節 #プロ野球解説 #鳥谷敬

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東京-大阪を行ったり来たりのあらふぉーです。幼い頃から阪神ファン、2024年よりブログ始めました。選手への深い愛情と独自の視点で、ファン目線の選手応援投稿を続けていきます。
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