【動画紹介】島本浩也選手の残してくれた、痺れる場面での火消しを動画で。ただこのトレードに、少しだけ違和感を覚えた理由
島本投手が輝ける場所へ
14日、阪神・島本浩也投手と日本ハム・伏見寅威選手の交換トレードが発表されました。左の中継ぎとベテラン捕手という組み合わせ自体は、補強ポイントだけを見ると「なるほど」とうなずける部分も多いのですが、どこかスッキリ割り切れない感情も残るトレードだな、と感じました。
島本投手の側から見ると、この移籍はとても分かりやすいように思えます。阪神には岩崎投手や及川投手をはじめ左腕が多く、今季はケガもあって出番が限られました。一方、日本ハムは以前から「左の中継ぎ不足」が指摘されており、非常に求められた補強といえます。島本投手自身も、新天地でマウンドに立つ機会を増やせる可能性を考えると、かなりポジティブなトレードなのではないかと感じます。
伏見選手加入の意味すること
少し難しいのは、伏見選手の側です。FAで日本ハムに加入し、先発陣を支えてきた捕手を、わずか3年でトレードに出すという決断は、ファン目線ではやや意外に映りました。もちろん若手捕手の台頭があり、日本ハムが「若返り」を進めていることも、無関係ではないと思いますが、伏見選手が日本ハムでローテーション投手陣とともに積み上げてきた時間を思うと、少し寂しさも残るな…と感じてしまいました。
阪神側も、坂本捕手・梅野捕手に加えて、さらに35歳の伏見選手を獲得した背景には、数字には見えにくい不安や課題があるのかなと感じました。将来のバッテリーコーチ候補としての期待という視点も含め、あくまで“次の世代にも備える”ための一手として、このトレードを選んだのかな、とも思えてきます。梅野選手がFA権を行使せず阪神に残り、その直後に同じ立場になり得るベテラン捕手が加わったことを考えると、当事者の心情は決して簡単ではないはず。ただ、それでもプロの世界は競争の場であり、首脳陣は「坂本捕手の負担軽減」「若手捕手の育成」「将来の指導者候補」「意外性のあるバッティング」という複数のテーマを、一度に解決しようとしているようにも見えました。
最終的にこのトレードが「成功だった」と言えるかどうかは、数年後になってみないと分かりません。伏見選手が甲子園でどんなリードを見せてくれるのか。島本投手がエスコンフィールドでどんな場面を任されるのか。その姿を見届けながら、「あのときの違和感は、実は大きな転機の前触れだったのかもしれない」と振り返られる日が来ることを、ひとりの阪神ファンとして静かに期待したいと思います。
#島本浩也 #伏見寅威 #トレード
参照 Video Title
【勝利の舞台裏】#島本浩也 選手が最大のピンチで魂の火消し!1点差の痺れる試合を全員野球で勝ち切り、横浜スタジアム3連勝!!緊張感溢れるベンチ裏の様子をお届けします!!参照 Video Description
【全員野球で横浜スタジアム3連勝!】
8月6日 vs 横浜DeNAベイスターズ(横浜スタジアム)



